法人概要
理事長挨拶

昭和34年板橋区に自宅をかまえていた私の家族は、伊勢湾台風において大変な被害にあい、私たち子どもたちは祖母の家に避難したことを覚えています。
その台風の2年後に看護師であった母が、当時、貧困家庭や母子家庭の保護者のために家庭保育室「みつばち保育園」を設置いたしました。
昭和43年、朝霞市において「大山保育園」を設置し、44年には認可をとり社会福祉法人常盤会を運営、当時は法人施設が当園のみで経営もかなり厳しい時代でもありました。その初代園長は母である原はる子が務め、埼玉県の保育園の保育協議会の副会長となり、保育園改革で尽力をつくし、全国保育協議会の副会長としても名を広め、活動をしてきました。そんな原はる子が昭和57年に他界し、私が園長となり、母の保育への熱意と子どもたちの豊かな心を原点に保育に当たって今に至っております。平成3年には木造建築だった旧園舎を子ども達の安全を考えて、当時では珍しいしっかりと丈夫なコンクリート建築の新園舎に建て直しをしました。さらに、時代のニーズに合わせ英語や体操、習字の授業を開始し、子ども達の興味を伸ばし、特技をいかした保育を心掛けてまいりました。
また、身近な家族の介護を経験し、介護という現代ならではの悩みに寄り添い、より広く地域福祉に務めようと平成25年には、地域密着型サービス「グループホームときわ」を設立いたしました。保育所の運営を長きにわたりやってきた私たちだから成せる介護をしようと、「職員も利用者さまの家族としており、共に生きることの充実感や喜びを感じられるような施設」を目指して日々尽力しています。
令和7年4月に、新たな挑戦としてこども食堂を開設することになりました。こども食堂は自分たちだけではできず、食べに来てくれる人、寄付をしてくれる人、運営する仲間たち、様々な人との関わりがあるからこそ成り立つものだと感じております。前理事長の主人は食べることが大好きで、その姿を見るのが私も好きでした。主人が令和6年12月に亡くなり、ずいぶんと落ち込んでいましたが、こども食堂を通して日に日に元気を取り戻すことが出来ました。私が元気をもらえたこども食堂で、色々な人々の心の支えになりたいと考えております。
そして、これからも地域の人々の問題に立ち向かい、さまざまな年代の人を手助けできる常盤会へと発展できるよう、突き進んでまいりたいと思います。
理事長経歴
| 昭和50年 | 大山保育園にて勤務開始 |
| 昭和57年 | 大山保育園 園長就任 |
| 平成19年 | 社会福祉法人日本保育協会 南部地区長就任 |
| 平成23年 | 社会福祉法人日本保育協会 埼玉県支部長就任 |
| 令和7年 | 社会福祉法人常盤会 理事長就任 |
法人概要
| 法人名 | 社会福祉法人常盤会 |
| 設立 | 1969年6月23日 |
| 代表者 | 池田玉季 |
| 連絡先 | Tel. 048-487-7900 / Fax. 048-487-8260 |
| 本部所在地 | 埼玉県朝霞市宮戸3-10-45 |
| 主な事業内容 | 保育所の経営 地域子育て支援拠点事業 認知症対応型老人共同生活援助事業 |
沿革
| 昭和33年 | 板橋区に家庭保育室「みつばち保育園」設置 |
| 昭和44年 | 朝霞市に社会福祉法人常盤会「大山保育園」開設 |
| 平成11年 | 新座市に家庭保育室「蟻の子園」開設 |
| 平成25年 | 朝霞市に地域密着型認知症対応型共同生活介護「グループホームときわ」開設 |
| 令和7年 | 大山保育園こども食堂、こども食堂ときわ 開設 |
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